非常に人気がありながらも、世界的にも品薄となっている「スプリングバンク」。
そのリフィルシェリーで25年も熟成させたものは、昨今なかなかお目にかかることができません。
スプリングバンクらしさとシェリーカスクが合わさり、複雑で繊細な香り。
とても緻密で複雑でありながら、なぜか親しみやすい、圧倒的で不思議な仕上がり
探っても探ってもさまざまな表情をあらわにして、まるで弄ばれているようです。
基本味としてはトロピカルテイストな印象なのだが、すぐそばには悪魔的に中毒的な
スモークベーコンの旨さとコクが構えている。
どこまでも自然的で、なのに完成度の高い演劇に心酔しているかのような感覚に陥いります。
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