香りは、若干のセメダイン臭の後に、バニラの甘い香りが開く。香草系の香り。
味わいは、滑らかな口触り。プリンの甘さ、バーボン系の樽の甘さに加えて柑橘系のフルーツ。丸みを帯びて優しいイメージ。最後にミントなどのハーブ感が抜けていく。
フィニッシュは、まろやかで優しい上品な甘みが程よく続く。
加水を行う事でさらに口触りが優しくなり、飲みやすさも一層増します。50度のアルコールを感じさせないのは、流石10年以上の熟成。
全体的に長めの熟成故の樽の存在感を感じますが、原酒の特徴を樽の風味が潰すことなく、バランスのとれた味わいです。
コメント