香りは、樹脂、甘く華やかなピート、焚き火、燃えさし、たばこの煙、紅茶、湿布、
バニラビーンズ、柑橘皮の砂糖漬け、牡蠣のスモーク、後からフルーツキャンディ。
味わいは、お香、タール、甘い灰、炭火で焼いたレモン、正山小種紅茶、
マニキュア除光液、コーヒーの出し殻、燃えさし、松の実、芝土。
フィニッシュは、柑橘系の酸味を伴った優しいピートが心地よく長く続き、
次第に香木や樹脂、舌の上には貝の干物や干し椎茸などの旨みがゆっくりと広がる。
14年という中期熟成とは思えない柔らかく甘いピートとアードベッグらしい“煤っぽい
フルーツ”をはじめとする多彩なフレイバーを存分に楽しむことのできる素晴らしい1樽。
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